山本 周五郎

やぶからし

新字新仮名 約23,040字・読了目安46分

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一 祝言の夜は雪になった。その数日間にあったこまかいことは殆んどおぼえていないが、盃の済んだあとまもなく、客の誰かが「とうとう雪になった」と云い、それから、宴席がひときわ賑やかになったことと、その雪が自分の将来を祝福してくれるように思えたこ…

作品情報

初出「週刊朝日増刊」朝日新聞社、1959(昭和34)年7月
分類NDC 913
公開日2021-05-10
最終更新2021-04-27
底本 「山本周五郎全集第二十八巻 ちいさこべ・落葉の隣り」新潮社
入力特定非営利活動法人はるかぜ
校正栗田美恵子

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