民族的記憶の名残
新字新仮名 約4,386字・読了目安9分
もう四年前のことになるが、考えて見れば、寺田先生の亡くなられた年の夏のことである。 先生の最後の随筆集『蛍光板』を貰って、ひとわたりずっと読んで行ったところが、「冬夜の田園詩」という短い文章のところで、私は妙に底知れぬしみじみとした感じにう…
作品情報
| 初出 | 「文藝春秋 第十七巻第十九号」1939(昭和14)年10月1日 |
|---|---|
| 分類 | NDC 914 |
| 公開日 | 2017-10-25 |
| 最終更新 | 2017-09-24 |
| 底本 | 「中谷宇吉郎集 第二巻」岩波書店 |
| 入力 | kompass |
| 校正 | 岡村和彦 |
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