宮城 道雄

触覚について

新字新仮名 約2,580字・読了目安5分

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私は盲人であるので、ものの形を目で見るかわりに、手の感覚で探って見るわけである。そして、手の先も始終ものを触って見る練習が積めば、だんだん指先の感じが鋭敏になっていくものである。 盲人の用いる点字というものは、人も知っている通りに、紙を針の…

作品情報

初出「水の変態」宝文館、1956(昭和31)年
分類NDC 914
公開日2017-06-25
最終更新2017-04-03
底本 「日本近代随筆選 1出会いの時〔全3冊〕」岩波文庫、岩波書店
入力法川利夫
校正岡村和彦

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