新井 紀一

怒れる高村軍曹

新字旧仮名 約11,524字・読了目安23分

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一 消燈喇叭が鳴つて、電燈が消へて了つてからも暫くは、高村軍曹は眼先きをチラ/\する新入兵たちの顔や姿に悩まされてゐた。悩まされてゐた――と云ふのは、この場合適当でないかもしれない。いざ、と云ふ時には自分の身代りにもなつて呉れる者、骨を拾つ…

作品情報

初出「早稻田文學」東京堂、1921(大正10)年8月号
分類NDC 913
公開日2017-01-01
最終更新2017-01-01
底本 「編年体 大正文学全集 第十巻 大正十年」ゆまに書房
入力富田晶子
校正日野ととり

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。