中島 哀浪

かき・みかん・かに

新字新仮名 約1,517字・読了目安3分

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秋というと生まれた川久保を思い、川久保を思うと累々と真赤に熟れた柿が目の前に浮んで来る。家の周囲は幾反かの広い畑で、柿の樹が二十本あまりも高々と茂っていて、その大部分は伽羅柿と呼ぶ甘味、多漿の、しかも大果、豊生の樹であった。一体に北山つきの…

作品情報

初出「大阪毎日新聞」1936(昭和11)年9月9日
分類NDC 911
公開日2017-01-01
最終更新2017-01-01
底本 「ふるさと文学館 第四八巻 【佐賀】」ぎょうせい
入力Juki
校正日野ととり

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。