小山 清

桜林

新字新仮名 約32,173字・読了目安64分

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私は浅草の新吉原で生れた。生家は廓のはずれの俗に水道尻という処に在った。大門から仲の町を一直線に水道尻に抜けて検査場(吉原病院)につきあたると、左がわに弁財天を祀った池のある公園がある。土地の人は花園と呼んでいるが、その公園の際に私の家は在…

作品情報

初出「文学界 第五巻第七号」文藝春秋新社、1951(昭和26)年7月1日
分類NDC 913
公開日2017-09-06
最終更新2017-08-25
底本 「落穂拾い・犬の生活」ちくま文庫、筑摩書房
入力kompass
校正酒井裕二

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