河井 寛次郎

蝶が飛ぶ 葉っぱが飛ぶ

新字新仮名 約1,743字・読了目安3分

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戦争も終りに近づいた頃でありました。東京も大阪も神戸も都市という都市が、大抵やっつけられてしまいまして、やがてはこの京都も、明日ともいわず同じ運命を待つ外ない時でありました。 私は毎日のように夕方になるとこの町に最後の別れをするために、清水…

作品情報

初出「PHP」1949(昭和24)年
分類NDC 914
公開日2017-06-04
最終更新2017-04-03
底本 「蝶が飛ぶ 葉っぱが飛ぶ」講談社文芸文庫、講談社
入力中井道子
校正門田裕志

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