小山 清

老人と鳩

新字新仮名 約4,816字・読了目安10分

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老人は六十二になった。右半身が不自由だった。右腕が痛かった。でも、だんだん少しはよくなった。歩きだしてしばらくすると右の肺が痛かった。熟っとしていると、痛みは消えていった。三十になる頃、心臓が肥大していた。息切れがひどかった。六十になった時…

作品情報

初出「小説中央公論 第三巻八号」中央公論社、1962(昭和37)年7月21日
分類NDC 913
公開日2019-04-10
最終更新2019-03-29
底本 「日日の麺麭・風貌 小山清作品集」講談社文芸文庫、講談社
入力kompass
校正酒井裕二

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