若き日の室生犀星
新字旧仮名 約2,195字・読了目安4分
わたくしは明治四十二年、十九歳の春上京してのち、明治末、大正はじめの数年間を、なまけ学生として、本郷の師匠の家の周囲を転々としながら三田に通学してゐた。 そのころ二十一二の室生犀星はどこに棲んでゐたものか、毎夜のやうに根津権現うらあたりの酒…
作品情報
| 初出 | 「群像 第一七巻第五号五月特大号」講談社、1962(昭和37)年5月1日 |
|---|---|
| 公開日 | 2022-08-01 |
| 最終更新 | 2022-07-27 |
| 底本 | 「定本 佐藤春夫全集 第26巻」臨川書店 |
| 入力 | 朱 |
| 校正 | 持田和踏 |
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