古賀 春江

窓

新字新仮名 約189字・読了目安1分

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沢山な窓のある家、 一つ一つの窓から顔が出てゐる。 顔には地図が描いてある。 みんなの地図が読める、 鳥籠も描いてある、花もあり、コップも、望遠鏡も、並ぶ顔、水筒、 霧、黎明とパイプも確実につながつてお互の陰翳を持つてゐる。 痙攣する避雷針…

作品情報

初出「古賀春江画集」第一書房、1931(昭和6)年
分類NDC 911
公開日2019-09-10
最終更新2019-08-30
底本 「画家の詩、詩人の絵 絵は詩のごとく、詩は絵のごとく」青幻舎
入力かな とよみ
校正村並秀昭

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。