小村 雪岱

初めて鏡花先生に御目にかゝつた時

新字旧仮名 約1,237字・読了目安2分

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明治三十六年の秋であつたと思ひますが、東京美術学校の教室で、古画の模写の時間に机を並べて居たのは、小林波之輔君といふ珍らしい秀才でありました。其時小林君は雪舟筆四季山水を写してゐた事を記憶して居ますが、自分は何を写してゐたか覚えて居りません…

作品情報

初出「図書 第5年第50号 泉鏡花号」1940(昭和15)年3月5日
分類NDC 914
公開日2019-11-04
最終更新2019-10-28
底本 「小村雪岱随筆集」幻戯書房
入力きゅうり
校正石波峻一

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