中谷 宇吉郎

根強い北陸文化

新字新仮名 約1,801字・読了目安4分

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私が四高の学生だったころに、金沢から一人の若い青年が突如として、彗星のごとく日本の文壇にあらわれた。それは『地上』でもって、一躍世に出た島田清次郎であった。 当時私は、寺町の医師の住宅に下宿していたが、この家は、そのころ金沢でも一流の料亭で…

作品情報

初出「北陸中日新聞」1960(昭和35)年11月
分類NDC 914
公開日2022-03-03
最終更新2022-02-25
底本 「中谷宇吉郎随筆選集第三巻」朝日新聞社
入力砂場清隆
校正木下聡

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