中谷 宇吉郎

犬がなくとガラスがこわれるか

新字新仮名 約20,207字・読了目安40分

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今日は、科学の時代といわれる。 宇宙ロケットがとび、人工頭脳がそれを操作する。原子力発電機が、北極の厚さ二千メートルの氷の上に設置され、生命をもったヴィールスが、結晶としてとり出される、まさに科学の時代である。 しかし、これほど、科学科学と…

作品情報

初出「暮しの手帖 昭和36年第3号」暮しの手帖社、1961(昭和36)年7月5日
分類NDC 404
公開日2021-09-11
最終更新2021-08-28
底本 「極北の氷の下の町」暮しの手帖社
入力砂場清隆
校正kompass

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