小泉 信三

庶民の食物

新字新仮名 約2,027字・読了目安4分

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魚をじかに火で炙るということは、ほかの国ではしないことなのか。西洋を旅行して、裏町を歩いても、魚を焼く匂いをかいだ記憶はないように思う。青煙散ジテ入ル五侯ノ家、という唐詩の句は、別のことを詠じたものであるが、とにかく、脂ののった魚を焼く煙が…

作品情報

初出「あまカラ 新年号 第六十五号」甘辛社、1957(昭和32)年1月5日
分類NDC 596
公開日2020-05-04
最終更新2020-04-28
底本 「「あまカラ」抄2」冨山房百科文庫、冨山房
入力砂場清隆
校正芝裕久

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