笠 信太郎

乳と蜜の流れる地

新字新仮名 約3,517字・読了目安7分

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私は、晴れた日の青い海を見ると、なんとなく食慾をそそられるような思いがする。これは今に始まったことではないが、どうしてそうなんだろうと考えてみると、それはサカナ屋の店先などを通るときに、鯖や鮪や鰯などが、水をぶっかけられて青い背中をいきいき…

作品情報

初出「あまカラ 新年号 第一三七号」甘辛社、1963(昭和38)年1月5日
分類NDC 596
公開日2019-12-04
最終更新2019-11-24
底本 「「あまカラ」抄2」冨山房百科文庫、冨山房
入力砂場清隆
校正芝裕久

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