久坂 葉子

四年のあいだのこと

新字新仮名 約11,651字・読了目安23分

この作品を読む Amazonで探す

うすねずみいろの毛地のワンピースを着て、私は花束を持っている。今さっき、知合の家へあそびに行き、その庭に一ぱいあふれるように咲いていたスイートピーをすきなだけきらせてもらい、その帰りである。花はむっとした少し鼻につきすぎる位の香りで、それは…

作品情報

初出「VIKING 11号」1949(昭和24)年10月
分類NDC 913
公開日2021-03-27
最終更新2021-02-26
底本 「幾度目かの最期」講談社文芸文庫、講談社
入力kompass
校正The Creative CAT

久坂 葉子の他の作品

久坂 葉子の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。