菊池 寛

芥川の印象

新字旧仮名 約1,371字・読了目安3分

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今でこそ余程薄れたやうですが、昔は「芥川の脣」と云へば僕達の間では一寸評判のものでした。久米などはよく「芥川の脣」を噂した事がありました。芥川は御承知の通り色白の方であるのに、其の脣と云ふのが真紅で稍紫色を帯び非常に印象的なものでした、美女…

作品情報

初出「新潮」1917(大正6)年10月
分類NDC 914
公開日2022-03-01
最終更新2022-02-25
底本 「菊池寛全集 補巻」武蔵野書房
入力友理
校正卯月

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