吉田 甲子太郎

星野くんの二塁打

新字新仮名 約5,745字・読了目安11分

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一 当たりそこないの飛球が、ふらふらと遊撃手の頭上をこえていった。左翼手が、もうれつないきおいでつっこんできた。だが、球は、その一メートルばかりまえにポトリと落ちた。 R町の応援団は、「わあっ。」と、わきたった。 まったく、ひろいもののヒッ…

作品情報

初出「少年 第2巻第8・9号」光文社、1947(昭和22)年8月1日
公開日2024-03-23
最終更新2024-03-17
底本 「新版・星野くんの二塁打」大日本図書
入力kompass
校正noriko saito

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