中谷 宇吉郎

珈琲の値上り

旧字新仮名 約1,055字・読了目安2分

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一年ぶりに研究所へ顏を出してみたら、大分人數が殖えて、賑やかになっていた。しかし、雰圍氣は昔どおりで、まず芽出たいことであった。唯一つちがったことは、珈琲が値上りになっていたことである。 もちろんアメリカ國内の珈琲が高くなったわけではなく、…

作品情報

公開日2025-10-01
最終更新2025-09-30
底本 「百日物語」文藝春秋新社
入力砂場清隆
校正木下聡

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底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。