萠円山人 、夢野 久作

猿小僧

新字新仮名 約6,054字・読了目安12分

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一 一人の乞食の小僧が山の奥深く迷い入って、今まで人間の行った事のない処まで行くと、そこに猿の都というものがあった。 猿の都は広い野原と深い森に囲まれた岩の山で、その岩には沢山の洞穴が出来ていて、まるで大きなお城のようになって、その中に沢山…

作品情報

初出「九州日報」1920(大正9)年1月
分類NDC K913
公開日2000-01-17
最終更新2014-09-17
底本 「夢野久作全集1」ちくま文庫、筑摩書房
入力柴田卓治
校正もりみつじゅんじ

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。