岡本 綺堂

半七捕物帳

10 広重と河獺

新字新仮名 約18,838字・読了目安38分

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一 むかしの正本風に書くと、本舞台一面の平ぶたい、正面に朱塗りの仁王門、門のなかに観音境内の遠見、よきところに銀杏の立木、すべて浅草公園仲見世の体よろしく、六区の観世物の鳴物にて幕あく。――と、上手より一人の老人、惣菜の岡田からでも出て来た…

作品情報

分類NDC 913
公開日1999-06-21
最終更新2014-09-17
底本 「時代推理小説 半七捕物帳(一)」光文社時代小説文庫、光文社
入力tatsuki
校正菅野朋子

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