大杉 栄

鎖工場

新字新仮名 約4,782字・読了目安10分

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夜なかに、ふと目をあけてみると、俺は妙なところにいた。 目のとどく限り、無数の人間がうじゃうじゃいて、みんなてんでに何か仕事をしている。鎖を造っているのだ。 俺のすぐ傍にいる奴が、かなり長く延びた鎖を、自分のからだに一とまき巻きつけて、その…

作品情報

分類NDC 913
公開日1998-08-20
最終更新2014-09-17
底本 「全集・現代文学の発見 第一巻 最初の衝撃」學藝書林
入力山根鋭二
校正浜野智

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