年末の一日
新字新仮名 約3,252字・読了目安7分
………僕は何でも雑木の生えた、寂しい崖の上を歩いて行った。崖の下はすぐに沼になっていた。その又沼の岸寄りには水鳥が二羽泳いでいた。どちらも薄い苔の生えた石の色に近い水鳥だった。僕は格別その水鳥に珍しい感じは持たなかった。が、余り翼などの鮮か…
作品情報
| 初出 | 「新潮 第二十三年第一号」1926(大正15)年1月1日 |
|---|---|
| 分類 | NDC 913 914 |
| 公開日 | 1998-10-06 |
| 最終更新 | 2016-02-25 |
| 底本 | 「昭和文学全集 第1巻」小学館 |
| 入力 | j.utiyama |
| 校正 | 野口英司 |
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