岡本 綺堂

半七捕物帳

32 海坊主

新字新仮名 約18,273字・読了目安37分

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一 「残念、残念。あなたは運がわるい。ゆうべ来ると大変に御馳走があったんですよ」と、半七老人は笑った。 それは四月なかばのうららかに晴れた日であった。 「まったく残念でした。どうしてそんなに御馳走があったんです」と、わたしも笑いながら訊いた…

作品情報

分類NDC 913
公開日2000-09-23
最終更新2014-09-17
底本 「時代推理小説 半七捕物帳(三)」光文社時代小説文庫、光文社
入力網迫
校正柳沢成雄

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