芥川 竜之介

金春会の「隅田川」

新字旧仮名 約3,356字・読了目安7分

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僕は或早春の夜、富士見町の細川侯の舞台へ金春会の能を見に出かけた。と云ふよりも寧ろ桜間金太郎氏の「隅田川」を見に出かけたのである。 僕の桟敷へ通つたのは「花筐」か何かの済んだ後、「隅田川」の始まらない前のことである。僕は如何なる芝居を見ても…

作品情報

初出「女性」1924(大正13)年3月
分類NDC 773 914
公開日2002-10-06
最終更新2014-09-17
底本 「芥川龍之介全集 第十一巻」岩波書店
入力もりみつじゅんじ
校正松永正敏

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