海野 十三

ゴールデン・バット事件

新字新仮名 約25,279字・読了目安51分

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1 あの夜更、どうしてあの寂しい裏街を歩いていたのかと訊かれると、私はすこし顔が赭くなるのだ。 兎に角、あれは省線の駅の近所まで出て、円タクを拾うつもりで歩いていたのだった。連れが一人あった。帆村荘六なる男である。――例の素人探偵の帆村氏だ…

作品情報

初出「新青年」1933(昭和8)年10月号
分類NDC 913
公開日2005-07-10
最終更新2014-09-18
底本 「海野十三全集 第2巻 俘囚」三一書房
入力tatsuki
校正花田泰治郎

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