芥川 竜之介

おしの

新字新仮名 約5,301字・読了目安11分

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ここは南蛮寺の堂内である。ふだんならばまだ硝子画の窓に日の光の当っている時分であろう。が、今日は梅雨曇りだけに、日の暮の暗さと変りはない。その中にただゴティック風の柱がぼんやり木の肌を光らせながら、高だかとレクトリウムを守っている。それから…

作品情報

初出「中央公論」1923(大正12)年4月
分類NDC 913
公開日1999-01-05
最終更新2014-09-17
底本 「芥川龍之介全集5」ちくま文庫、筑摩書房
入力j.utiyama
校正かとうかおり

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