大阪 圭吉

灯台鬼

新字新仮名 約14,484字・読了目安29分

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一 わたし達の勤めている臨海試験所のちょうど真向いに見える汐巻灯台の灯が、なんの音沙汰もなく突然吹き消すように消えてしまったのは、空気のドンヨリとねばった、北太平洋名物の紗幕のようなガスの深いある真夜中のことであった。 水産試験所と灯台とで…

作品情報

分類NDC 913
公開日2000-12-14
最終更新2014-09-17
底本 「新青年傑作選 爬虫館事件」角川ホラー文庫、角川書店
入力大野晋
校正はやしだかずこ

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