動かぬ鯨群
新字新仮名 約15,052字・読了目安30分
一 「どかんと一発撃てば、それでもう、三十円丸儲けさ」 いつでも酔って来るとその女は、そう云ってマドロス達を相手に、死んだ夫の話をはじめる。捕鯨船北海丸の砲手で、小森安吉と云うのが、その夫の名前だった。成る程女の云うように、生きている頃は、…
作品情報
| 初出 | 「新青年」博文館、1936(昭和11)年10月号 |
|---|---|
| 分類 | NDC 913 |
| 公開日 | 2008-11-23 |
| 最終更新 | 2014-09-21 |
| 底本 | 「とむらい機関車」国書刊行会 |
| 入力 | 大野晋 |
| 校正 | noriko saito |
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