芥川 竜之介

猿蟹合戦

新字新仮名 約2,664字・読了目安5分

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蟹の握り飯を奪った猿はとうとう蟹に仇を取られた。蟹は臼、蜂、卵と共に、怨敵の猿を殺したのである。――その話はいまさらしないでも好い。ただ猿を仕止めた後、蟹を始め同志のものはどう云う運命に逢着したか、それを話すことは必要である。なぜと云えばお…

作品情報

初出「婦人公論」1923(大正12)年3月
分類NDC 914
公開日1998-12-28
最終更新2014-09-17
底本 「芥川龍之介全集5」ちくま文庫、筑摩書房
入力j.utiyama
校正もりみつじゅんじ

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