甲賀 三郎

黄鳥の嘆き

——二川家殺人事件

新字新仮名 約42,003字・読了目安84分

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一 秘密の上にも秘密にやった事だったが、新聞記者にかゝっちゃ敵わない、すぐ嗅ぎつけられて終った。 子爵二川重明が、乗鞍岳の飛騨側の頂上近い数百町歩の土地を買占めただけなら兎に角、そこの大雪渓を人夫数十人を使って掘り始めたというのだからニュー…

作品情報

分類NDC 913
公開日2005-11-30
最終更新2023-08-05
底本 「日本探偵小説全集1 黒岩涙香 小酒井不木 甲賀三郎集」創元推理文庫、東京創元社
入力網迫、土屋隆
校正小林繁雄

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