田中 貢太郎

義猴記

新字新仮名 約928字・読了目安2分

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支那の万暦年中、毘陵に猿曳の乞児があって、日々一疋の猴を伴れて、街坊に往き、それに技をさして銭を貰っていたが、数年の後にその金が集まって五六両になった。その乞児は某日知合の乞児といっしょに酒を飲んだが、酔って蓄えている金の事を誇り顔に話した…

作品情報

分類NDC 913 923
公開日2004-10-21
最終更新2014-09-18
底本 「中国の怪談(二)」河出文庫、河出書房新社
入力Hiroshi_O
校正noriko saito

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