田中 貢太郎

種梨

新字新仮名 約1,354字・読了目安3分

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村に一人の男があって梨を市に売りに往ったが、すこぶる甘いうえに芳もいいので貴い値で売れた。破れた頭巾をかむり、破れた綿入をきた一人の道士が有って、その梨を積んでいる車の前へ来て、 「一つおくれ」 と言った。村の男は、 「だめだよ」 と言って…

作品情報

分類NDC 913 923
公開日2003-10-27
最終更新2014-09-18
底本 「中国の怪談(二)」河出文庫、河出書房新社
入力Hiroshi_O
校正小林繁雄、門田裕志

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