芥川 竜之介

トロツコ

新字旧仮名 約4,618字・読了目安9分

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小田原熱海間に、軽便鉄道敷設の工事が始まつたのは、良平の八つの年だつた。良平は毎日村外れへ、その工事を見物に行つた。工事を――といつた所が、唯トロツコで土を運搬する――それが面白さに見に行つたのである。 トロツコの上には土工が二人、土を積ん…

作品情報

初出「大観」1922(大正11)年3月
分類NDC K913
公開日1998-03-24
最終更新2014-09-17
底本 「現代日本文学大系 43 芥川龍之介集」筑摩書房
入力j.utiyama
校正野口英司

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