萩原 朔太郎

秋と漫歩

新字新仮名 約1,927字・読了目安4分

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四季を通じて、私は秋という季節が一番好きである。もっともこれは、たいていの人に共通の好みであろう。元来日本という国は、気候的にあまり住みよい国ではない。夏は湿気が多く、蒸暑いことで世界無比といわれているし、春は空が低く憂鬱であり、冬は紙の家…

作品情報

分類NDC 914
公開日2001-10-11
最終更新2016-01-17
底本 「猫町 他十七篇」岩波文庫、岩波書店
入力大野晋
校正鈴木厚司

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