太宰 治

酒ぎらい

新字新仮名 約6,034字・読了目安12分

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二日つづけて酒を呑んだのである。おとといの晩と、きのうと、二日つづけて酒を呑んで、けさは仕事しなければならぬので早く起きて、台所へ顔を洗いに行き、ふと見ると、一升瓶が四本からになっている。二日で四升呑んだわけである。勿論、私ひとりで四升呑み…

作品情報

初出「知性 第三巻第三号」1940(昭和15)年3月1日
分類NDC 914
公開日2008-09-16
最終更新2016-07-12
底本 「太宰治全集10」ちくま文庫、筑摩書房
入力土屋隆
校正noriko saito

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