楠山 正雄

殺生石

新字新仮名 約5,313字・読了目安11分

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一 むかし後深草天皇の御代に、玄翁和尚という徳の高い坊さんがありました。日本の国中方々めぐり歩いて、ある時奥州から都へ帰ろうとする途中、白河の関を越えて、下野の那須野の原にかかりました。 那須野の原というのは十里四方もある広い広い原で、むか…

作品情報

分類NDC K913
公開日2003-08-27
最終更新2014-09-17
底本 「日本の諸国物語」講談社学術文庫、講談社
入力鈴木厚司
校正大久保ゆう

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