火の唇
新字新仮名 約11,473字・読了目安23分
いぶきが彼のなかを突抜けて行った。一つの物語は終ろうとしていた。世界は彼にとってまだ終ろうとしていなかった。すべてが終るところからすべては新しく始る、すべてが終るところからすべては新しく……と繰返しながら彼はいつもの時刻にいつもの路を歩いて…
作品情報
| 分類 | NDC 913 |
|---|---|
| 公開日 | 2002-01-01 |
| 最終更新 | 2014-09-17 |
| 底本 | 「夏の花・心願の国」新潮文庫、新潮社 |
| 入力 | tatsuki |
| 校正 | kazuishi |
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