牧 逸馬

上海された男

新字新仮名 約10,016字・読了目安20分

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Ⅰ 夜半に一度、隣に寝ている男の呻声を聞いて為吉は寝苦しい儘、裏庭に降立ったようだったが、昼間の疲労で間もなく床に帰ったらしかった。その男は前日無免許の歯医者に歯を抜いて貰った後が痛むと言って終日不機嫌だった。為吉が神戸中の海員周旋宿を渡り…

作品情報

初出「新青年」1925(大正14)年4月号
分類NDC 913
公開日2005-08-01
最終更新2014-09-18
底本 「日本探偵小説全集11 名作集1」創元推理文庫、東京創元社
入力大野晋
校正noriko saito

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