夢野 久作

老巡査

新字新仮名 約8,727字・読了目安17分

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睦田老巡査はフト立ち止まって足下を見た。黄色い角燈の光りの輪の中に、何やらキラリと黄金色に光るものが落ちていたからであった。 老巡査は角燈を地べたに置いた。外套の頭巾を外して、シンカンと静まり返っている別荘地帯の真夜中の気はいに耳を澄ました…

作品情報

分類NDC 913
公開日2008-11-27
最終更新2014-09-21
底本 「夢野久作全集10」ちくま文庫、筑摩書房
入力柴田卓治
校正土屋隆

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