夢野 久作

書けない探偵小説

新字新仮名 約2,265字・読了目安5分

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素晴らしい探偵小説が書きたい。 ピカピカ光る太陽の下を傲華な流線スターがスウーと横切る。その中に色眼鏡をかけて済まし返っているスゴイような丸髷美人の横顔が、ハッキリと網膜に焼付いたまま遠ざかる。アトからガソリンの臭いと、たまらない屍臭とがゴ…

作品情報

分類NDC 914
公開日2001-06-06
最終更新2014-09-17
底本 「夢野久作全集11」ちくま文庫、筑摩書房
入力柴田卓治
校正渥美浩子

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