丹下左膳
01 乾雲坤竜の巻
新字新仮名 約361,358字・読了目安723分
夜泣きの刀 しずかに更けてゆく秋の夜。 風が出たらしく、しめきった雨戸に時々カサ! と音がするのは庭の柿の病葉が散りかかるのであろう。その風が隙間を洩れて、行燈の灯をあおるたびに、壁の二つの人影が大入道のようにゆらゆらと揺ぐ――。 江戸は根…
作品情報
| 初出 | 「新版大岡政談」東京日日新聞、1927(昭和2)年10月15日~1928(昭和3)年5月31日 |
|---|---|
| 分類 | NDC 913 |
| 公開日 | 2005-10-06 |
| 最終更新 | 2014-09-18 |
| 底本 | 「林不忘傑作選1 丹下左膳(一) 乾雲坤竜の巻」山手書房新社 / 「林不忘傑作選2 丹下左膳(二) 続・乾雲坤竜の巻」山手書房新社 |
| 入力 | 小林繁雄、門田裕志 |
| 校正 | 花田泰治郎 |
林 不忘の他の作品
底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。