寺田 寅彦

田園雑感

新字新仮名 約6,125字・読了目安12分

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一 現代の多くの人間に都会と田舎とどちらが好きかという問いを出すのは、蛙に水と陸とどっちがいいかと聞くようなものかもしれない。 田舎だけしか知らない人には田舎はわからないし、都会から踏み出した事のない人には都会はわからない。都鄙両方に往来す…

作品情報

初出「中央公論」1921(大正10)年7月
分類NDC 914
公開日2003-06-13
最終更新2014-09-17
底本 「寺田寅彦随筆集 第一巻」岩波文庫、岩波書店
入力(株)モモ
校正かとうかおり

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