寺田 寅彦

写生紀行

新字新仮名 約16,497字・読了目安33分

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去年の春から油絵の稽古を始めた。冬初めごろまでに小さなスケッチ板へ二三十枚、六号ないし八号の画布へ数枚をかいた。寒い間は休んでことし若葉の出るころからこの秋までに十五六枚か、事によると二十枚ほどの画布を塗りつぶした。これらのものの大部分はみ…

作品情報

初出「中央公論」1922(大正11)年1月
分類NDC 915
公開日2003-07-14
最終更新2014-09-17
底本 「寺田寅彦随筆集 第一巻」岩波文庫、岩波書店
入力(株)モモ
校正かとうかおり

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