旧聞日本橋
25 渡りきらぬ橋
新字新仮名 約18,597字・読了目安37分
一 お星さまの出ていた晩か、それとも雨のふる夜だったか、あとで聞いても誰も覚えていないというから、まあ、あたりまえの、暗い晩だったのであろう。とにかく、あたしというものが生まれた。 戸籍は十月の一日になっているが、九月廿八日だとか廿九日だと…
作品情報
| 分類 | NDC 914 |
|---|---|
| 公開日 | 2003-08-10 |
| 最終更新 | 2014-09-17 |
| 底本 | 「旧聞日本橋」青蛙房 |
| 入力 | 門田裕志 |
| 校正 | 小林繁雄 |
長谷川 時雨の他の作品
底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。