寺田 寅彦

時事雑感

新字新仮名 約9,907字・読了目安20分

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煙突男 ある紡績会社の労働争議に、若い肺病の男が工場の大煙突の頂上に登って赤旗を翻し演説をしたのみならず、頂上に百何十時間居すわってなんと言ってもおりなかった。だんだん見物人が多くなって、わざわざ遠方から汽車で見物に来る人さえできたので、お…

作品情報

初出「中央公論」1931(昭和6)年1月
分類NDC 914
公開日2003-07-02
最終更新2014-09-17
底本 「寺田寅彦随筆集 第二巻」岩波文庫、岩波書店
入力(株)モモ
校正かとうかおり

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