寺田 寅彦

カメラをさげて

新字新仮名 約4,953字・読了目安10分

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このごろ時々写真機をさげて新東京風景断片の採集に出かける。技術の未熟なために失敗ばかり多くて獲物ははなはだ少ない。しかし写真をとろうという気で町を歩いていると、今までは少しも気のつかずにいたいろいろの現象や事実が急に目に立って見えて来る。つ…

作品情報

初出「大阪朝日」1931(昭和6)年11月
分類NDC 914
公開日2003-06-01
最終更新2014-09-17
底本 「寺田寅彦随筆集 第三巻」岩波文庫、岩波書店
入力(株)モモ
校正かとうかおり

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