寺田 寅彦

藤棚の陰から

新字新仮名 約8,515字・読了目安17分

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一 若葉のかおるある日の午後、子供らと明治神宮外苑をドライヴしていた。ナンジャモンジャの木はどこだろうという話が出た。昔の練兵場時代、鳥人スミスが宙返り飛行をやって見せたころにはきわめて顕著な孤立した存在であったこの木が、今ではちょっとどこ…

作品情報

初出「中央公論」1934(昭和9)年9月
分類NDC 914
公開日2003-05-17
最終更新2014-09-17
底本 「寺田寅彦随筆集 第四巻」岩波文庫、岩波書店
入力(株)モモ
校正かとうかおり

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