太宰 治

皮膚と心

新字新仮名 約16,191字・読了目安32分

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ぷつッと、ひとつ小豆粒に似た吹出物が、左の乳房の下に見つかり、よく見ると、その吹出物のまわりにも、ぱらぱら小さい赤い吹出物が霧を噴きかけられたように一面に散点していて、けれども、そのときは、痒くもなんともありませんでした。憎い気がして、お風…

作品情報

初出「文学界」1939(昭和14)年11月
分類NDC 913
公開日1999-02-04
最終更新2014-09-17
底本 「きりぎりす」新潮文庫、新潮社
入力みやま
校正佐々木春夫

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