黒島 伝治

名勝地帯

新字新仮名 約1,330字・読了目安3分

この作品を読む Amazonで探す

そこは、南に富士山を背負い、北に湖水をひかえた名勝地帯だった。海抜、二千六百尺。湖の中に島があった。 見物客が、ドライブしてやって来る。何とか男爵別荘、何々の宮家別邸、缶詰に石ころを入れた有名な奴の別荘などが湖畔に建っていた。 小川米吉は、…

作品情報

初出「大衆の友」1932年3月号
分類NDC 913
公開日2001-12-04
最終更新2014-09-17
底本 「日本プロレタリア文学集・20 「戦旗」「ナップ」作家集(七)」新日本出版社
入力林幸雄
校正土屋隆

黒島 伝治の他の作品

黒島 伝治の作品をすべて見る →

底本情報の詳細は青空文庫の図書カードを参照してください。